火災保険 建築費指数の基礎知識
家は建てるにも、直すにも、お金がかかります。その費用は時代によって大きく変わります。資材の値段が上がったり、職人の人件費が変わったり、色々な理由で金額は変動するのです。そんな建築にかかる費用の変化を、数字で分かりやすく表したものが建築費指数です。建築費指数は、ある時点の建築費を基準値の100として、現在の建築費がどれくらい変化したかを割合で示します。基準となる時点のことを基準時点と言い、この時点の建築費を100と決めます。例えば、昭和40年の建築費を100とした場合、現在の建築費指数が120であれば、昭和40年と比べて建築費は20%上がっていることを意味します。反対に、現在の建築費指数が80であれば、昭和40年と比べて建築費は20%下がっていることになります。この指数を見ることで、過去から現在までの建築費の変動を一目で理解することができます。例えば、古い建物を壊して新しく建て直す場合、過去の建築費と現在の建築費を比べることで、どれくらいお金がかかるのかを予測することができます。また、火災保険に加入する際、保険金額を決める目安にもなります。建築費が上がっている時期に、古いままの保険金額だと、万が一火事になった時に十分な補償を受けられない可能性があります。建築費指数を参考に、保険金額を定期的に見直すことはとても大切です。建築費指数は、国土交通省が定期的に発表しています。インターネットで検索すれば、誰でも簡単に確認することができます。自分の家や建物を建てる時、リフォームする時、あるいは火災保険を見直す時など、建築費指数を役立てて、より良い判断をしていきましょう。