掛け捨て

生命保険

生きる保障と貯蓄を同時に!生存給付金付定期保険

生存給付金付定期保険は、死亡保障と貯蓄の機能を併せ持った保険です。まず、基本となる定期保険について説明します。定期保険とは、決められた期間、例えば10年間や20年間といった期間、死亡した場合に保障が受けられる保険です。この期間中に被保険者が亡くなれば、残された家族などは保険金を受け取ることができます。しかし、この期間を無事に過ぎた場合には、保険金は支払われません。これを一般的に「掛け捨て」と呼びます。一方、生存給付金付定期保険は、この定期保険の仕組みに加えて、生存給付金を受け取れるという利点があります。具体的には、3年ごと、5年ごとといったように、あらかじめ決められた期間が経過するごとに、まとまったお金を受け取ることができます。例えば、10万円や20万円といった金額が受け取れる契約も存在します。この生存給付金は、様々な使い道があります。例えば、お子様の教育資金として学資保険のように積み立てたり、あるいは旅行の費用に充てたり、住宅ローンの頭金の一部にしたりと、自由に使うことができます。さらに、受け取った生存給付金をそのまま保険会社に預けておくことも可能です。預けたお金には一定の利息がつきますので、将来に向けてさらに資金を増やすことができます。このように、生存給付金付定期保険は、万が一の備えと将来のための貯蓄を両立できる、バランスの取れた保険商品と言えるでしょう。
学資保険

将来への備え:積立保険の基礎知識

積立保険は、将来のお金のために、毎月決まったお金を積み立てていく保険です。もしもの時に備える保障の役割と、将来使うためのお金を貯める貯蓄の役割、この二つの役割を同時に果たせる点が特徴です。掛け捨て型の保険のように、保険期間が過ぎたら何も残らないということがありません。まず、保障の面では、生命保険の機能を持ちます。契約者が亡くなった場合や、病気、怪我などで大きな負担がかかる場合に、保険金を受け取ることができます。これにより、家族の生活を守ったり、治療費の負担を軽くしたりすることができます。次に貯蓄の面では、払った保険料の一部が積み立てられ、契約満了時や所定の時期に満期保険金や年金として受け取ることができます。まるで銀行に預金するように、毎月コツコツとお金を積み立てていくイメージです。結婚資金や家の購入資金、お子さんの教育資金、老後の生活資金など、将来必要となる大きなお金の準備として活用できます。積立保険は、将来への備えとして便利な商品ですが、注意すべき点もあります。保険料の払い込み期間が長いため、途中で解約すると元本割れを起こす可能性があります。また、予定利率によって将来受け取れる金額が変わりますので、契約内容をよく確認することが大切です。人生の様々な場面で必要となるお金を計画的に準備したい、将来の安心を手に入れたいという方に、積立保険は有力な選択肢の一つとなるでしょう。