日数

医療保険

入院保障の基礎知識:1入院とは?

病気やけがで入院が必要になった時、保険に加入している方は保険金を受け取ることができます。この時、気になるのは「一回の入院」とは具体的にどのような状態を指すのかということです。実は、単純に一度病院に入院して退院するまでを一回と数えるのではありません。一度退院した後に、比較的短い期間でもとの病気やけがで再び入院した場合、最初の入院と合わせて一回の入院と見なされることがあります。では、どのくらいの期間であれば一回の入院とされるのでしょうか?多くの保険会社では、退院した日の翌日から起算して180日以内であれば、再入院も一回の入院として扱います。つまり、半年以内に同じ病気やけがで再び入院した場合、最初の入院から継続して入院しているものと判断されるのです。例を挙げると、骨折で入院し、一度退院したものの、三か月後に同じ箇所の骨折が悪化して再入院した場合、この二度の入院は合わせて一回の入院とみなされます。このように、一回の入院の期間が長くなるということは、受け取ることができる保険金の日数にも影響します。保険金は、一回の入院につき支払われる日数の上限が定められていることが一般的です。もし、180日以内に再入院した場合、二度の入院を合わせて一回の入院として計算するため、保険金の上限日数も最初の入院から継続して計算されます。そのため、再入院によって保険金の上限日数を再度数え始められるわけではありません。この点には注意が必要です。保険に加入する際には、契約内容をよく確認し、保障内容をきちんと理解しておくことが大切です。